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思考を巡らせて

人文の大学生が身の回りのことをてきとーに書くブログ

怒涛の日々からプレミアムフライデーさらに隠し事

「疲れた。」家に帰ってからの第一声がこれである。といっても一人暮らしの私は、これは外に放出する声ではなく、内の中の話だ。なぜ疲れたのかというと、また会社説明会だ。二日連続社会人と話をし、しかも会社という全く接点のない場所でだ。(バイトも会社でしていたが、バイトのそれとは違う気がする。)前日、今日と私が行った二つの会社はその業界だけでなく、日本中に名が知れている大企業であった。どちらも午後一時から説明会があったのだが、私が降りた駅付近はリクルートスーツまみれ。一目で私と同じ就活生であるということがわかる。全体的にむっさい感じのメガネ男子と化粧映えしない女子が多かった気がする。私の身長は177センチだが私より背の高い就活生は居らず、少し優越感を感じてしまった。何の優越感だか(笑)説明会が始まってみると早いもので、時間が過ぎるのはとても早い。ふと、隣の女性に話しかけられた。「どこ志望なんですか。」なんだこいつは、ずうずうしいやつにも程があるだろ。私はそう感じながらも、自分の志望を答えた。彼女の返答は簡素なものであったが、同時に今の私には十分に感じた。この女はマナーを知らないのか、それとも単に馬鹿なのか、その後もちょいちょい口を出してくる。二度と関わりたくないという気持ちよりも、その時はそれを通り越してあきれの感情が湧き上がってきていた。会社説明会が終わり駅から帰る途中、説明会で4人掛けの私の右隣に座っていた、メガネちび男が話しかけてきた。なにやらさっきの女についてらしい。なんてことのない話の内容だが、私もその内容に共感できた。どうでもいいような話に思えるけれど、こういったどうでもいいような話が見知らぬこの男と共有できた点では、少なくとも今日の収穫かもしれない。帰りの電車内で、edmに聞き惚れる。1年前ぐらいから聞いているのだが、疲れが吹っ飛ばされる気がしないでもない。電車内の席が埋まっているのか、私の前に老人男性が立って来た。ふと、こんな何気ない場面だが『スクラップ・アンド・ビルド』の中の内容が浮かんだ。私は譲るべきか譲らないべきかずっと悩んでいた。悩んでいる内にもイヤフォンから耳へ、そして体内へedmは反響し、電車は進む。そうしている内に老人男性は私の方を一瞬怨むかのように一瞥し、目的の駅で降りていった。周りの人間たちも一瞬私の方を睨みつけ、それはまるで私を悪人扱いするようだった。なんとなく、目を伏し目がちにして寝たふりをする。目的駅へ降りた私は飲み屋街の人の多さに驚いた。平日の夕方前になぜ飲み屋街が賑わっているのかと。プレミアムフライデーらしかった。しらん。どうでもいい。さて、読書でもしよう。春休みは一日一冊が私の日課だった。さて、今日の本は『隠し事』だ。